近藤鈴子茶道教室
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近藤鈴子講座茶道教講座
   3月茶道教養講座(R 4.03.27)
  利休忌に寄せて
                  担当者 受講生 Haruko・M
後半 類別 建水 Ⅱ
 陶器・無釉 施釉 色絵

2月講座を纏める時はもうHPは
無理かなと思いましたが3月講座は
夫の手を借りずに何とか仕上げる事が
出来ました
と云いながら次回にスムースに出来そうとは
自身の無い所です

是でお終いと云う時が遠からず
訪れるだろうと思いながらHPと睨めっこしています

                              教養講座毎月10日更新


床 利休座像 画賛
 筆 上に利休の人となりが書かれています


炭斗 神折敷 黒塗
           大
羽箒 姉羽鶴


香合 伽藍石 織部
     加藤作助 造
花  菜の花
花入 「青磁」如心斎    古銅写し




濃茶碗 黒 銘 喝喰
  長次郎写
   佐々木昭楽 造
 副 斗々屋写
  駕洛窯          清水日呂志 造茶入 利休瀬戸写
 仕覆ー龍詰銀襽

濃茶杓 銘 一声
 紫野 高桐院
  上田義山 老師
 
   ―点前座―

釜 園城寺釜
    菊地政秋 造
 胴 総霰 土筆鐶付 風炉先 利休梅
       緞子紋廻
棚 桐木地 四方棚

水差 古瀬戸釉
  一重口 陶芳 造

濃茶建水 大脇差
 唐津焼 鏡山窯
   井上東也 造
蓋置 唐銅
 利休百種-1 書込



干菓子       
 麩焼・春風 桜
碧南市 小松家 製



茶 銘 陽炎 
 前大徳 福聚院    佐藤朴堂 和尚
主菓子 桜餅 山梨市    小陽軒長崎製 
 器 真塗 丸形
   

薄茶主碗 佳日文字入
  5代 中村道年 造
  替 船 銘 花橘
      信楽焼 造
 茶器 蝶春草蒔絵
 輪島塗 清水宗水 造




建水 黄瀬戸 花文
   
美濃焼 城窯
     柴田増三 造
  蓋置 萩焼 千切
   田原陶兵衛 造



今回の担当者は表千家です。利休忌の前日ですので利休忌に寄せてさせて頂きますので、御道具宜しくお願いしますと、しっかり勉強された様です。どうして午の茶碗と尋ねますと、
利休さんは午年だそうです。


 替 呉器形 午絵 駕洛窯
       清水日呂志 造
 終 一本桜 十二か月の内
①  安南手写 岩崎新定 造
② 白詰草  脇田雄峰 造
③ 菫 十二か月の内 造
④ 柳に鶯 白楽 宗楽 造
⑤ 富士黒 仁清 英香 造
   四角碗 鈴木青宵  造 
⑥ 熨斗形 楽山窯
        清水日呂志 造

⑦ 柳 葵窯 加藤春二 造
⑧ 五節句冊子 脇田雄峰 造
⑨ 花籠 赤膚焼尾西楽斎 造
⑩ 流水蛤 押小路窯平 造
            

何時もは講座を終えて、濃茶、薄茶と召し上がって頂くのですが、利休忌の時は薄茶が先ですよと云われて、薄茶を先に振舞いました。

     

床に菜の花と、お茶をお供えしたところを撮影し忘れました。薄茶を一同に差し上げた後、
濃茶を一同で戴きました。コロナになってから回し飲みはせず小茶碗の数碗で皆さんに差し上げていましたが、この会ではと利休に因んだ黒碗3点と、七種を用意致しました。

            建水 Ⅱ 全体 陶器 無釉 ・ 磁器 ・ 他

 建水  Ⅲ   
              
       ①

建水 瓶の蓋
      ハンネラ
建水 信楽 鬼桶形
       玉縁口
  黄の瀬窯
   雲林院敏一 造

       ②
      ③

建水 信楽 餌畚形
建水 丹波 片口
     市野信水 造

      ④ 

①は、ハンネラとは南洋諸島の産物との漠然とした見解があるだけだそうです。口が開いた形ですので、仕組んだ楽茶碗を載せて点前をする組合せ点てに使用するには最適かと思います。その他どっぷりと水を含ませて暑い夏に小間で使用すると、含ん だ水が暑さで放散し涼しさを感じさせるとのことです
②は、おおけと読みます。苧桶とも書きます。麻糸を織るために次の糸を解きやすい様
中空にして入れて置く桶、中空になっている形状が苧環の花の花弁の形状に似ているからの名前との事だそうです
③は、信楽の特徴其の儘に造られた建水です。②~⑤は主に小間、又は運び点前の際、濃茶、薄茶共に使用致します。炉季、風炉季共に使用致します
④は、上記に同様に使用致します

      ⑤

建水 備前 四耳付
    木村陶峰 造 
 
建水 窯変輝金釉
  五湖窯 
    細川秀年 造

      ⑥
      ⑦  

建水 黄交趾 青海文
   平戸焼
     横石嘉助 造
建水 白磁 青海文
  平戸焼
    横石嘉助 造

      ⑧

⑤は、茶道を辞めますので道具を差し上げますから取りに来て下さいと云われた中に入って居た一つですが使用し易い建水です
⑥は、教養講座の受講生から蓋置と共に戴いた物です。五湖窯の作家さんとお親しくされて居られるとの事です。
⑦は、祝の茶事の時等使いますと、先生はこの建水よく使うよねと云っていた小学生も今年の4月で中学生となり部活で忙しいとお辞めになられました。
⑧は、白磁に波の浮模様が涼しげに感じられますので盛夏に使用しています。 

      ⑨

建水 月白青磁
 龍貴窯 今城 聡 造
建水 青磁 
  影青(インチン)

      ⑩
      ⑪

建水 飛青磁
      皆具の内
建水 雲鶴象嵌青磁

      ⑫

⑨は、月白青磁です。中国宋時代の官窯、極めて淡い青白色磁器を写したもの。
⑩は、翠色系で前後に影青と云われる桐文が施されています。
⑪は、飛青磁は釉下に鉄釉の飛斑文のある青磁。基は中国元、から明代に龍泉窯で暁製されたといわれている。
⑫は、朝鮮の高麗時代からが礎となっている青磁の写しです。     

      ⑬

建水 染付 桜川 
 本歌取  菊晃 造
建水 祥文 皆具の内
     手塚祥堂 造

      ⑭
      ⑮
建水 染付 唐花文
建水 呉須絵
       山水文

      ⑯

⑬は、桜川水差を写した建水。桜の季節に使用しています
⑭は、祥文は形、絵柄共に かっちりとしたイメージがありますので、風炉季には濃茶に使用しています
⑮は、唐花は軽やかな文様なので、風炉季の薄茶で使用しています
⑯は、少々小振りで すので、柄杓を載せることのない、風炉季の略盆点前、茶箱等に使用しています

      ⑰

建水 染付 竹林
建水 金彩 笹の絵

      ⑱
      ⑲

建水 皆具の内
 京薩摩 四君子文
     岡田暁山 造
建水 皆具の内
 乾山写 槍梅文
    加賀瑞山 造

      ⑳

⑰は、⑯と同様な扱いをしています。
⑱は、金彩の華やかさを薄茶の目出度い席などに取り合わせますが、キラキラと笹とを七夕の取合せにも致します。
⑲は、四君子文は中国・日本の画題。四つの植物を高潔な君子に喩えた目出度い絵柄に合せ炉季の薄茶に取り合わせています
⑳は、紅白の槍梅文です。多くの建水が餌畚系ですが、②の鬼桶系の形です。梅の絵ですから1月、2月の薄茶建水として使用可です。  

      ㉑

建水 犬山焼 餌畚形
      雲錦文   
建水 色絵 京焼
     雲錦文
      ㉒
      ㉓

建水 京薩摩
       竜田川文
建水 京焼色絵
      龍田川文

      ㉔

㉑は、陶器では珍しいと思える餌畚形です。雲錦文ですので春秋に使用出来ます。
㉒は、是も雲錦文です。それより雲錦文て何?、と思う方も居られる知れませんが、歌に霞か雲か~と云う歌詞がありますが、桜が雲です。錦の如く美しい紅葉と云いますので「雲錦」は桜と雲の事です
㉓は、㉒と同じようなのに何故龍田川なの?と首を傾げるかも知れませんが、紅葉と桜の美しい所と云うことで、桜と紅葉に流水文が描かれているのです。
㉔は、説明不要と思います。上記の4点は「二季使用」が可能なものです。

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        有賀文化教室イベント
 🌸コロナの為残念乍ら茶事は当分中止とさせて頂きます

        茶事御案内

                      担当 千家 グループ

       日時 R 4年 1月 日(日) 午前11時30分 寄付

       会費 一般   ¥000   諸般の事情に従い会費を
           会員   ¥000   替えさせて頂きます

        テーマ             




          茶道教養講座


          日時 R4/  4月 24日(日) 午後 1時 ~
         前半 テーマ 20日 長閑 
                             担当 Tunemi.K
         後半 類別  建水 Ⅲ  



         日時 R4/ 5月22日(日) 午後 1時 ~
         前半 テーマ 源氏物語の世界に誘う
                             担当 Yoshiko.W
         後半 類別  建水  Ⅰ
   


         
       会費 一般  ¥3500 見学初回のみ ¥2000
                     気軽に見学をお待ちしています
           会員  ¥18000 (炉季6か月分)
                  中途入門 ¥3000 X 10月迄
           入会金 ¥2000 ( 入会時のみ )

                   参加自由

          講座終了後 2時30分~、濃茶、薄茶、をどうぞ ¥1000       

     毎回テーマに合わせた茶道具にて、濃茶席・薄茶席 各一席


    ❀ 茶事と茶道教養講座は茶道の盛んな名古屋で学んでいます

         茶道をされていない方でも、「チコちゃん」程ではありませんが
         日常の何気ない知識が得られます
         80代・90代の年配者もお楽しみ下さって居ります
         どうぞ気軽にご参加を

                (毎月受講者に交代で点前を担当して頂きます)
                興味のある方はご参加をお待ち申し上げます

          場所 笛吹市八代町北2837 有賀文化教室
                   電話番号 055-265-1480

                有賀文化教室 貸し教室 12畳 8畳 (和室)
                           【茶事道具の用意もあります】       
                        【茶道以外にもご利用下さいませ】


 ��     ❀ コロナの為茶事は当分中止致します

         浜松自宅 茶事 御案内


        日時 R4年  月  日(日) 午前11時30分 寄付
        会費  一般   ¥ 000
             初参加 ¥ 000
        テーマ 


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                   連絡場所 有賀文化教室
                         電話番号 055‐265‐1480