近藤鈴子茶道教室
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近藤鈴子茶道教室
茶事講座

初秋正午(令和 1. 9. 8)
名月を待ち侘びて
               
於・山梨教室
  相客 15名
                   表千家Cグループ3名担当

                                 
茶事後随時 20日 更新

   ―寄付―

床 月舟 画賛
    忙中閑
 前大徳 雲澤寺
 足立泰道 老師
       

 ―寄付莨盆―


  ―白湯―
白湯 あられ
汲出碗 桔梗文
茶托 欅
盆 久留米籃胎


        
煙草盆 一閑塗
       手付
火入 見立花文
 温度で絵替わり
灰吹 岐阜 岩村
    霧ガ城竹

煙草盆 鞍形
     闇蒔絵
火入 染付
 橫縞文 変形 
 瀬戸 長江秀利
刻入 青貝象嵌
 唐花文 八角型
灰吹 静岡 丸子
柴屋寺 吐月峰竹
煙管 南鐐
  木村清斎 

―腰掛待合
     莨盆―



 ―亭主蹲踞―


 ―腰掛待合―


―亭主迎付


 ―正客蹲踞―




 ―相客蹲踞―


寄付は名月に寄せて「月舟の図」を掛けさせて戴きました。煙草盆は浜松の拙宅で棚から出しながら、なるべく小さいものでと怠け心で揃えました。腰掛の火入は数年前知人から戴いた湯呑茶碗を取合せました。前日灰作りを説明しました。翌朝「アラ練習用をお持ちになりましたの」と云いますと「イイエ」と応じました。何と火を入れて、火入が温まったので花模様が出て来たようです。数年火入箱に収納した儘で、使用もせずでしたので全く気付きませんでした。

 ―本席床―

床 喫茶去
筆 紫野 龍源院
 細合喝堂 老師


 ―相客席入―

 ―相客席入―


 ―亭主挨拶―


 ―正客挨拶―
  ―配膳―


 ―連客配膳―



向付 海月 白瓜
 茎若布 青菜
       山葵
 器 染付 
 十二支文兜鉢
飯椀 御飯
汁椀 白玉団子
 とろろ昆布
      溶芥子

―懐石相客
    配膳待―




  ―冷酒―


燗鍋 青海千鳥
赤絵金彩菊華文
引盃 蕨波蒔絵
盃台 溜塗
 糸目高台 裏9世
   不見斎好写
冷酒 月光蝶
 高知県田野町
     濱川酒造

今年は猛暑が長続きをしていましたので、献立にも苦労を致しました。受講生があれこれとご協力下さいましたので、お客様に何とかお喜び頂ける様な結果となりました。

 ―煮物椀―

椀盛 胡麻豆腐
 花海老 椎茸
   結び三つ葉
    松葉柚子
 器 片輪車蒔絵

  ―焼物―
 秋刀魚蒲焼



―懐石相客―
     
(強肴) 巾着玉子
 薩摩芋甘煮
  蓮根捏ね棒
     陸蓮根
        

 ―懐石相客―




 ↑飯器廻し →
  ―預け鉢―




-相客預け鉢廻-

 ―懐石相客―

(進肴) 焼茄子
 花鰹 刻海苔


八寸 若鮎干物
    栗山家煮
器 杉八寸盆

  ―箸洗―

箸洗 蓮の実
 器 山中溜塗
杵型 蓋裏切箔散
  中村宗悦 作


  千鳥の盃

煮物椀の椀は輪島塗の片輪車、懐石相客は同じ様な写真に見えますが夫々の料理に対して
一の側、二の側を写真撮りしています。煮物椀下、焼物の上の写真は皆さんが一斉に煮物椀を召し上がっています。焼物の下と進め肴の下は、一人一人飯器から御椀にご飯を入れている処です。強肴の横は預け鉢から料理を向鉢に取り入れて、客側の作法も判る様に撮り入れています。八寸の横の二つは千鳥の盃と其々に違う場面を順序に従い写しています。何時もの事ですが、進肴の天盛が下の料理が判らない程の量が載せてあることを写真を見て気付きますが、事前に伝えなければと思いつつ1年に2回の茶事、遂忘れてしまい又かと驚いているところです。

  ―香の物―

香物 沢庵
 奈良漬 
  茗荷味噌漬
 器 萩掻分釉鉢


香の物で、膳の上の器を整えて、膳が引かれるのを
待ちます。


  ―炭斗―
炭斗 虎竹
     栄螺籠
羽根 野雁
火箸 加藤了三造
釜敷 紙縒組漆掛
  木村表恵 作


  ―主菓子―



相客 主菓子


香合 越前塗
     遠山兎
  片身替
 佐々木麗峰 作
主菓子 月兎
浜松市 梅月 製
 器 秋草絵鉢

二の側主菓子器
 伊羅保輪花鉢


―相客後入
     蹲踞―
―相客後入
     蹲踞―


-濃茶席花-


花 扶桑華
花入 杵型
   四ツ目編籠

香の物、湯桶で椀を清めた後、一同正客の声掛けで箸を落とし、膳の片付です。膳を片付終えて炭点前です。炭手前の写真は撮り忘れてしまいました。炭手前を終えて主菓子を戴いた後、中立で、元のお腰掛に戻ります。パラパラと雨が降って来ましたので腰掛には出ずでした。暫し待つ内雨も上がり、後入りです。今回は六畳の広間に致しました。掛花入れにお月様の様な花を入れました。是も取り忘れとなりましたので過去の中から探し出しました。

-濃茶席点前-



↑濃茶席相客→

主茶碗 今高麗
 貫入 銘 閑居
前大徳一甫和尚
   除 仙吉 造
出帛紗 江戸
   和久田金襴

        →

 ―点前座―





風炉 琉球風炉
  金谷浄雲 造
 釜 田口釜
  佐藤浄清 造
風炉先屏風 
 桑縁青朽葉色
      布地貼
 水差 釣瓶
     春慶塗

副 萩酒井粉引写
 煌雪窯
  清水啓功 造
出帛紗 人形手錦

 副 蕎麦手
  中村与平 造
出帛紗 具留利錦


―濃茶席相客―


茶入 高取肩衝
    秋の夜写
  高取貴恵 造
仕覆 三雲屋緞子
茶杓 銘 和の心
 紫野 三玄院
 藤井誡堂 老師
 

―道具拝見―


建水 曲 内潤
  柿内茂平 作
蓋置 竹 一双内
    寛州 花押
  紫野 三玄院
長谷川寛州老師


亭主は頃合いを見て濃茶点前を致します。主茶碗5名様、以下副椀にてお召し上がり戴きました。その他濃茶道具です。 

  ―薄茶席―

床 孤舟載月
 紫野 黄梅院
 小林太玄 老師
花入 桔梗籠
花 縷紅草 藤袴
 秋海棠 友禅菊
 深山嫁菜 杜鵑
 女日芝 矢筈芒
      狗尾草



薄茶主茶碗
 氷裂青磁
  木村盛伸 造
 替 黄交趾
  赤沢露石 造
 ―薄茶点前―


―薄茶点前座―

風炉 砂張 朝鮮
 福島宗秀 造
 釜 浜松地紋
   羽付真形釜
風炉先 桑木地
  菊桐透文 腰
棚 矢筈爪紅長板
水差 染付芋頭
  寺尾陶象 造
干菓子
   月・摺琥珀
   兎・押物
碧南市 
   小松家 製
干菓子器 
    木地丸盆


薄茶 替 月に雁
  稲葉抱山 造
終 萩尾花絵
      乾山釉


―薄茶席相客―


棗  秋草蒔絵
 京塗 秀福 作
茶杓 東山の月
 紫野 如意庵
 立花大亀 老師


建水 不二山
     毛織
 金谷宗林 造
 蓋置 武蔵野
  乾山釉 
     芳正 造

床は寄付の掛物と同じ様な意味合いです。花は季節の千草を入れました。水差しは芋名月などの言葉がありますので、芋頭を取り合わせました。茶碗は月に関わる様な物を取り合わせました。干菓子器は名月に見立てて見ました。

    ①

    ②
    ③

    ④
    ⑤
   ⑥
    ⑦ 

    ⑧
    ⑨
    ⑩
    ⑪

    ⑫

① 梟 龍喜窯 橋本美峰 造  ② 鈴虫 押小路窯 造    ③ 武蔵野 加藤隆山 造
④ 月夜野 九谷焼 造     ⑤ 安南手月兎 近藤隆司 造 ⑥ 雪月花 笹谷飛露 造
⑦ 輝夜姫 錦光山総一郎 造  ⑧ 秋草 京焼 造      ⑨ 野菊の絵 押小路窯 造
⑩ 兎 粉引手 北川弥三郎 造 ⑩波に三日月 仁清写    ⑫ 花月兎 鈴木清安 造

今回の三人のトップは当教室での茶事の経験は
客方、亭主方の経験は一番回数を熟していると思いますが
「茶事百篇朧月」で余り入れ込まないから続ているのかな?
他の2人を上手に巻き込んで何とか完了と云う所でした

茶事というと大方の皆さんが敷居が高いものと思い込んで居られる様子です
問い合わせをしていらしても、大概は後日お断りの連絡をして参ります

当教室の茶事は常に茶道には門外漢の方が半数余りですが、雰囲気に紛れて
皆さん楽しさを味わわれ、リピーターになっておられます
興味がありましたら尻込みせずにご参加下さいませ

有賀文化教室イベント

       陽春正午の稽古茶事
                          
                           担当 表千家Bグループ


              日時 R02年3月 8日(日) 午前11時30分 寄付
           会費 一般  ¥7000
                会員  ¥6000
              テーマ 
みず温む

茶道教養講座

       日時 11月 17日 (日) 午後 1時 ~
          前半 テーマ 小雪 (副題 開炉) 
          後半 利休と戦国武将 ③ 

       日時 12月 8日 (日) 午後 1時 ~
          前半 テーマ 冬めく (聖誕祭) 
          後半 利休と戦国武将 ④

   会費 一般  ¥ 3500 見学初回のみ¥2000
           
気軽に見学をお待ちしています

      会員  ¥18000 (風炉季6か月分)
         
中途入門 \ 3000 X 10月迄
       入会金 ¥ 2000 ( 入会時のみ )

       毎回テーマに合わせた茶道具にて
          濃茶席・薄茶席 各一席

          
(毎月受講者に交代で担当して頂きます)

     興味のある方はご参加をお待ち申し上げます

  
❀ 平成17年10月の移転直後に、2名の茶友をお招きして
    模擬講座を致しました。それから10余年、120数回を
    迎えました。受講生のお声掛け、HPでのご参加と20余名
    の方が受講下さる様になりました。
    ご協力に感謝の気持ちでいっぱいです。
    和気藹々の雰囲気の中で、知識を教養を身に着ける
    ことを、一同楽しみに受講下さっております。
    学びが目的の茶友としての互いの心優しい空気感を
    1人でも多くの方に体感して頂きたいものと思います
    味わいにお出になりませんか

        場所 笛吹市八代町北2837
                   有賀文化教室
            電話番号 055-265-1480
              有賀文化教室 貸し教室 12畳 8畳 和室

                      【茶事道具の用意もあります】
                   【茶道以外にもご利用下さいませ】

       浜松自宅茶事御案内

             初冬正午の稽古茶事

          日時 R01年 11月24(日) 午前11時30分 寄付
          会費 一般  ¥6000
              初参加  ¥5000
           テーマ 
豊年


             秋季立礼正午の稽古茶事

          日時 R02年 9月 ?(日) 午前11時30分 寄付
          会費 一般  ¥6000
              初参加  ¥5000
           テーマ 
初秋

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有賀文化教室稽古場開放ご案内

過去に茶道を嗜んでいた方、膝痛で正座が出来ない方、茶道に興味のある方
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正座、立礼のどちらでも、季節の茶道具でお点前が出来ます
グループでも、お一方でも、単発でも可能な自由参加です

費用は講座と同額です

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