近藤鈴子茶道教室
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近藤鈴子茶道教室

   2月の茶道教養講座(R4. 2.27 )

     前半 春近し (副題・雪間の草)
                 担当者 受講生 表千家  Yosiko・W

   類別  Ⅰ ・   陶器 施釉・他

担当者は自分で考えた副題の道具合わせを
見事に説明されていました

斯く云う当方は老いが進み炬燵で向かい合って
PCでGameをしている夫に、屡々聞いている有様です

10日毎に予定しているHPも牛歩、否すっかり操作を忘れ
PCと睨めっこばかりしていて一向に進みません

生徒が良く言っていた一家に一台小父さん欲しい
の言葉通りになって来た様です
可也のポンコツですがないよりマシかな―

                                
教養講座毎月10日更新


床 擔雪填古井
  在家 無底庵
   深沢玄機 先生



炭斗  油竹菜籠
羽箒 戌鷺



香合 兎 
     水野家康 造
花 椿・燭光 水仙
花入 湯たんぽ


茶入 雲華焼 
   仕覆-荒磯緞子
    寄神崇楽 造濃茶 主碗 萩焼 
        井戸形
   坂倉新兵衛 造
 副 長二郎写
  赤楽 早船  
   佐々木昭楽 造


濃茶杓 銘 馥郁
 堀内家12代 兼中斎  長生庵 宗心 宗匠

薄茶杓 銘 春告   菩提禅堂
  片山睡峰 和尚

   ―点前座―
炉縁 雪華草花蒔絵
     山中塗
 釜 政所釜
広口姥口
     菊池政光 造
風炉先 桑縁
     金銀切箔散
棚 亀甲棚 江戸千家
    8代 一元斎好
     渡辺可映 作
水差 雪月花紋 
         銀地


濃建水 溜塗剥目
 裏千家 12世
 又妙斎好
    宮下竹軒 作
 蓋置 捏  萩焼
   味舌隆司  造


主菓子 鶯餅
  浜松市 梅月製
   器 有田焼
   菱形縁透銘々皿



薄茶主碗 雪輪文
 信楽焼 
    杉本貞光 造
社頭の雪
昭和6勅題
萩焼 坂倉新兵衛


薄建水 不二山 毛織
 2代 金谷浄林 造
 蓋置 雪華文 鼓形
 陽炎園 膳所焼

  岩崎新定 造



干菓子
  塩竈・ 桜        麩焼・ 朧月
 碧南市 小松家 製

 器 一閑塗 銘々皿



オババは又々写真撮りでミスをしました。上記の内一点だけ写真撮りが出来ましたが以下は山梨に置いて来てしまいましたので、取止めます。

 替 萩焼 塩笥 清水啓功 造
  終 
白濁釉 富士五湖窯造
 数① 雪松 乾山釉 京焼
           加藤徹 造
  ② 雪南天 押小路窯 造
③ 雪鶴 乾山釉 
④ 雪笹 乾山釉 三角形 
⑤ 藪小路 京焼 筒形
          押小路窯 造
⑥ 寒牡丹 京焼 筒形
          中村能久 造
⑦ 水仙 筒形 乾山釉  造
⑧ 光琳梅 京焼 筒形
          宮地英香 造
⑨ 絵高麗 梅鉢盆    
⑩ 春野 京焼 沖野華舟 造


数茶碗8点の内、山梨6点、浜松2点止めます。なにとぞお許し下さい。次回の山梨行で、タイミング良く出会えれば撮影するかもしれません。2点を以て出向きますが、留守番のしまい方で見つけるのが難しいかも知れません

 

建 水 Ⅰ ・ 陶器・施釉

      ①

建水 唐津 大脇差写
 鏡山窯 
     井上東也 造
建水 絵唐津 
  草文 餌畚形

      ②
      ③

建水 絵唐津 草文
建水 斑唐津

      ④

①は、利休が所持していた大脇差の写しです。本歌の写真とはチョッと異なりますが?常に腰の脇に据えられるからと、その名がついたとの事です。利休から柴山監物へ譲られたが、後に少庵に戻り、宗旦の箱書きで、以後千家に伝えられているそうです。
②は、皆具の内の四つ揃いの一つです。風炉季で使用するのは名残の頃かと思います。
③は、軽いイメージなので、風炉季の薄茶稽古仕様にしています
④は、餌畚(えふご)形という建水の定番形です。餌畚とは猛禽類に魚等の活餌を与え る際餌が外へ飛び出さない様、口元を絞り端反りに作った篭のことです。確かに零した水が 飛び散らない様にと考案された形と思います。②も同様です。

      ⑤

建水 高取 箪瓢形
   鬼丸碧山 造
建水 高取釉
 捻貫形 阿漕焼
     (万古焼流れ)
    青柳翠峰 造

       ⑥    
       ⑦ 

建水 萩焼 御本手  臼形 味舌隆司 造 
建水 駕洛窯(韓国)
 絵刷毛目 鬼桶形
   清水日呂志 造

       ⑧    

⑤は、箪瓢形といって瓢箪を逆さまにした形のため、 棚の薄茶点前の際、終い点前の後、
柄杓を建水の縁から落として載せることが出来ません。色々な 道具をお稽古に使用していると、道具の方から教えられることが、多々あります。
⑥は、どっしりとした形ですので、主に濃茶点前に使用致します。当方が好きな濃茶建水。
⑦は、臼の様な形をしていますので、秋の月見の頃、穫り入れの頃に薄茶席で使用します。
⑧は、「苧桶」共書きます。苧桶とは、麻、綿、絹等の繊維を糸車で紐状に紡いだものを丸めて入れて置く桶の形に似ているからの銘々との事です。当方が好きな薄茶建水。

      ⑨

建水 美濃焼 城窯   黄瀬戸 蔓草文
     柴田増三 造
建水 美濃焼 郷之窯
 黄瀬戸 鉄鉢形
    水野健二 造

       ⑩
      ⑪

建水 美濃焼 城窯   志野焼 白濁釉
     柴田増三 造
建水 美濃焼 志野
     麦藁手文

        ⑫

⑨は、黄瀬戸ですので春秋の黄色の季節に薄茶で使用致します
⑩は、托鉢僧が修行の際、お米やお金を頂くために持ち歩く鉄の器を模ったものです。仏事や彼岸、年末等、又雲水行脚や、僧の活躍する折に使用致します。
⑪は、濃茶、薄茶とも使用出来るかと思いますが、風炉季には少々暑苦しいイメージが ありますので、炉季使用かと思います。
⑫は、稽古指導を始めた頃求めた物です。ゆったりした形で柄杓が載り易いと云われていましたが、今は夏季以外の季節に水屋建水として使用しているだけになりました

      ⑬

建水 瀬戸焼
  織部 菊華文
建水 瀬戸焼
   織部 籬文
      ⑭  
      ⑮

建水 瀬戸焼
   鉄釉 雪崩文

   香川県小豆島
建水 神懸窯
竹の節形 室井香悦 造

      ⑯

⑬は、炉季薄茶用に使用しています。、
⑭、⑮は、少々小振りですので、柄杓は載せない盆点て、茶箱の時は使用されますが、殆ど出番なしになりました。
⑯は、濃茶、薄茶とも使用出来るかと思いますが、⑪同様、風炉季には少々暑苦しいイメージが ありますので、炉季使用で登場して来ます。

      ⑰建水 常滑 練込 建水 常滑 朱泥

      ⑱
      ⑲
建水 常滑 朱泥
       照葉楓文
建水 森山焼 虎斑釉     (静岡 森町)
   松井 晴山 造

      ⑳

⑰は、当来ものですが、炉、風炉季の薄茶用に、両教室で屡々使用しています。
⑱は、常滑の土産で賜りました。⑰より底面積が広い上に底面がスルスルとしていますので蓋置を置くと滑ります。水屋建水として使用していますが、何か良い方法は無いでしょうか?
⑲は、小振りですが盆点てには少々背高ですので、茶箱向けに時折登場しています。
⑳は、森の石松の生誕地での焼物です。夫の伯母の教え子が嫁いだという事で、花入等数々の作品があります。とても使用し易い建水です。炉風炉どちらでも使用で活躍しています。

      ㉑

建水 花三島 今高麗
 奇泉窯 張 元錫 造
建水 彫三島 花文入

      ㉒
      ㉓

建水 彫三島 矢来文
建水 益子焼
      ㉔

㉑は、綺麗な建水ですが、当方の粗相で損傷させました。皆具の内の4つ揃いの一つですので、捨て難い状況です
㉒は、どっしり感のある建水で使用し易いです。どちらかと云うと炉季に薄茶、濃茶両用で
使用しています。
㉓は、見るからに軽いイメージ、四季を通して、炉風炉、薄茶濃茶の稽古に、気軽に使用出来るのではと思います。
㉔は、イメージが炉季仕様です。上記同様、薄茶濃茶で気軽に使用出来ます。


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二月講座がミスだらけの内何とか
仕上がりました

山梨教室で撮影が出来ましたら
お届けしようとは思っています

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        有賀文化教室イベント

        今年度の予定を立てるのは難しい事です

      暫くは茶道講座と定時稽古と云うことになります


         茶道教養講座

           日時 3月 27日(日) 午後 1時 ~
             前半 テーマ    利休忌に寄せて
                              担当 Haruko.M
             後半 類別     建水 Ⅱ 陶器・無釉

             日時 4月 10日(日) 午後 1時 ~       
             前半 テーマ   長閑(のどか)
                              担当 Tunemi.K
             後半 類別     建水 Ⅲ 曲

       会費 一般  ¥3500 見学初回のみ ¥2000
                     気軽に見学をお待ちしています
           会員  ¥18000 (風炉季6か月分)
                  中途入門 ¥3000 X 10月迄
           入会金 ¥2000 ( 入会時のみ )

                   参加自由

          講座終了後 2時30分~、濃茶、薄茶、をどうぞ ¥1000       

     毎回テーマに合わせた茶道具にて、濃茶席・薄茶席 各一席


    ❀ 茶事と茶道教養講座は茶道の盛んな名古屋で学んでいます

         茶道をされていない方でも、「ちこちゃん」程ではありませんが
         日常の何気ない知識が得られます
         80代・90代の年配者もお楽しみ下さって居ります
         どうぞ気軽にご参加を

                (毎月受講生に交代で点前を担当して頂きます)
                興味のある方はご参加をお待ち申し上げます

          場所 笛吹市八代町北2837 有賀文化教室
                   電話番号 055-265-1480
3
                有賀文化教室 貸し教室 12畳 8畳 (和室)
                           【茶事道具の用意もあります】       
                        【茶道以外にもご利用下さいませ】



             
浜松自宅御案内

        今年はコロナの為茶事は中止になりました

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