近藤鈴子茶道教室
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近藤鈴子茶道教室

6月茶道教養講座 
(R4・6・19)

  前半 テーマ  潦 
(にわたずみ)
                   担当者 受講生 Ryouko・H

後半 類別 蓋置 Ⅰ 陶器

提出して来た居り何と読むのだろう?と思いました
尋ねようと思いましたがサンズイの文字だから
梅雨の季節でもあるし、雨に関する事か水に関する
事だろうと家に持ち帰りパソコンで画数などから調べました

ロウと読むことも解りました
面倒くさがりの当方はこれだけ覚えて置こうと思いましたが
テーマの( )内は一文字を五文字で読むそうです
雨が降って地上に溜まり流れる水の事を云う様です

雨水・溜まり水・長雨の事をも言うらしいです

当方が半呆けで怠けている間に受講生は
色んな勉強をして呆けている場合ではないと
尻叩きをして下さいますので背筋を伸ばせます

素晴らしい生徒に囲まれて幸せダナ―

                              教養講座 毎月10日更新


澗水湛如藍  
 紫野  黄梅院 
   小林太玄 老師


炭斗 白竹栄螺籠
 羽  青鷺


香合 露笹蒔絵
 山中塗 白粉解形
    山下泰園 作
 
花入 桂籠
   和田菁竺 作
 花 京鹿の子
 半夏粧 一人静


濃茶主碗
 蕎麦手御本 清水焼
    中村与平  造
 副 青磁 秀泉 造
  天目形 五都 造
 茶入 志戸呂焼
   鈴木青宵 造
   仕-山椒手緞子 


濃茶杓 銘 洗心
 妙心寺 25代 管長
  梶原逸外 老師

   ー点前座ー

風炉 鬼面風炉
    金谷浄雲 造
 釜 平丸釜
    高橋敬典  造
風炉先屏風 桐木地
 網代腰 片落風炉先
棚 桐木地 雪輪棚 
 江戸千家 8代
    一元斎好写
     渡辺可映 作
水差 飛青磁



建水 白磁 青海波文
 平戸焼 横内嘉助
 蓋置 唐銅 笹蟹
  富山・高岡
     福島宗秀 造





薄茶杓 銘 せせらぎ
妙喜庵 
   竹田士延 老師
濃茶主菓子 水無月
 山梨市 
   松陽軒長﨑 製
 銘々皿 義山 
      翡翠四方皿



薄茶主茶碗 韓国
 奇泉窯 張元錫 造
 替碗 流水鮎
 膳所焼 陽炎園
    岩崎新定  造
茶器 水光蒔絵 平棗
 蓋裏 四季の文字入
 輪島塗 浜田一清 造


薄茶建水 錫
      川下り紋
蓋置 色絵 京焼
 魚篭 高野昭阿弥 造



干菓子 楓・押物
    流水
麩焼  亀甲形
   霧氷紋 銘々皿
 碧南市・小松家製


替-2 青楓   今岡 都  造
 終碗 傘の絵 京焼 有古 造
 ①  魚文  押小路窯  造
 ②  露草  押小路窯 造
  
 ③ 水芭蕉 押小路窯 造
 ④ 早苗 京押小路窯  造
 ⑤ 紫陽花 押小路窯  造
 ⑥ 松に雨 京焼銹絵  造
 

 ⑦ 船  伊羅保釉信楽 造
 ⑧ 流水 仁清写馬盥  造
 ⑨ 睡蓮 色絵 陶舟   造 ⑩ 流水海松 清水焼  造 

今回こそと何度も付合せをして見ましたので、忘れ物はありませんでしたが、彼是と忙しく脳味噌の方が運転停止の状態になりましたが、何とか10日更新に間に合わせたいと思いつつ
浜松へ戻っても野暮用に追い増される中、一生懸命仕上げました。おバカ頭の進歩は留まる様子がありません。何とか10日更新は実行したいと思います。



建水が5月で終了致しました。今回から蓋置を致します。一回に25点ずつさせて頂く予定ですが、何とかする為には25点を少しずつ多くして5回で出来る様に考えています。A4の紙におさまらないので何とか工夫したいと考えてい
ます。1回目も同様な物を2点仲間入りさせて頂きました。宜しくお願い致します。

                   蓋 置 Ⅰ ・ 陶 器

              
     ①

蓋置 朝日焼
 蹲 松林豊斎 造
蓋置 伊賀焼
 色紙重 上野窯
  谷口展山 造

     ②
     ③

蓋置 絵唐津
蓋置 織部 八角
  松本鐡山 造

     ④ 

    ⑤

蓋置 織部
 竹の節 風炉用

①は、形が蹲です。縦長で安定感が無く蹲は炉季の言葉、炉釜の蓋は大きい為使い勝手が
良くありませんが、風炉季に使用する訳にも行かず出番なしの蓋置となりました。
②は、主に小間や運びの濃茶に取合せています。金接ぎがありますので、10月の名残り月にも使用致します
③は、主に春、秋の小間や運びの薄茶で使用致し ます
④は、自然界に緑のなくなった11月開炉に織部と言いますが、青葉を席中にもと3月~5月位までは取合せます。
⑤は、節の位置が上ですので、風炉にしか使用出来ません

      ⑥

蓋置 織部釉
    土筆の絵  
蓋置 飴釉
 大樋焼 10代 大樋長左衛門 造

     ⑦
     ⑧  

蓋置 灰釉
四方形日月透文
 
蓋置 赤楽 蟹
 佐々木昭楽 造

     ⑨

神懸窯 
   室井光悦 造
     ⑩

蓋置 黄瀬戸
 木の葉透文
     椿窯 造

⑥は、絵柄に合わせると3月ですね。まだ指導などしない頃、一通りの点前道具をと求めたものの一つです。
⑦は、夫と金沢へ旅をした際に求めて参りました。手に取った左党で無口の夫は、これでは酒も飲めない。底抜け猪口がこんな価格なのかと言いながら財布の紐を解いていました。
炉季、風炉季両用の濃茶使用です。
⑧は、「壺中長日月」の禅語に合わせ日長の風炉季に使用、時の記念日や、月の季節にも
取合せます。薄茶の炉風炉両用。
⑨は、水屋で若い生徒が真面目にコメントしました。入れ歯みたァーい。茶事の席で話しましたので、別の機会に茶会で取合せますと、その話しを聞いた男性のお客様が、蓋置登場と同時にケケケケと含み笑いを致します。 
⑩は、木の葉は青葉も紅葉もあります。但し透し紋ですので、風炉季に薄茶で使用致します

     ⑪

蓋置 志戸呂焼
 竹の節 風炉用
  鈴木彦治 造
蓋置 鎮(しず)

     ⑫
     ⑬

蓋置 紅志野
      
蓋置 絵志野

     ⑭
     ⑮

蓋置 瀬戸鉄釉

⑪は、志戸呂の窯元に て水差を求めました。結構な価格でしたので夫は渋りました。その時これを付録に差し上げますとの事、やはりどこかの流派の茶会の記念の品として注文を受けたものだとのお話しでした
⑫は、鎮(シズ)と読みます。何かと思いますか?漁をする網の縁に重しとして使われいる物です。桑山講座のお仲間からプレゼントして頂きました。蓋置の見立です。
⑬は、取合せ等を考えず、濃茶と薄茶用にと求めたものです。当時の茶道具店はこれらの物しか置かれていませんでした。⑭、上記⑥、三点共に近頃は出番なしです。茶碗は初期に求
めたものは可也人様に差し上げましたが、蓋置き迄を要する方はなかったのかも知れません
⑭は、⑬の中で説明済です。
⑮は、濃茶仕様の蓋置は比較的少ないので、稽古の蓋置としては濃茶使用として継続されています。    

     ⑯

蓋置 瀬戸 端反
蓋置 高取掻分釉  三ッ雪輪
  亀井味楽 造

    ⑰⑱
     ⑲

蓋置 高取 一葉
  亀井楽山 造
蓋置 駅鈴
      見立

     ⑳

    ㉑㉒
 蓋置 駅鈴 見立

⑯は、桑山講座の受付で古物を扱っていますが、格安の物があると遂、手を伸ばしてしまいます。記憶はありませんが3点セットで云100円でした。
⑰、⑱は、家元茶会の記念の品です。流儀の紋ですので、年中使用可能ですが、やはり雪輪なので、炉季に使用しています。当方の物を浜松教室で、生徒所持を山梨教室で使用しています
⑲は、味楽の弟、楽山の作成です。茶道具店で10数万円の花入れを求めましたら付録で
付いて参りました。最後のひと葉に因み、落葉の季節に薄茶で使用致します。当方は楽山の作品の方が好みです。
⑳㉑㉒は、果物等をお届けすると、茶事の指導をして下さっていた先生が下さいました。 蓋置に使用出来ますので近藤さんは鈴子さんだから使って下さいと戴いた物です。
駅鈴は馬にまつわる道具組で取合せます。一閑人の扱いと同様です。

蓋置 土鈴
 岩船寺 天邪鬼

     ㉓
     ㉔

蓋置 鼠萩 一葉
  大野瑞峰 造
蓋置 萩 束柴
 大久保凌雲 造

     ㉕
     ㉖

蓋置 萩 千切
 田原藤兵衛 造
蓋置 萩 捏
  大野瑞峰 造

     ㉗

㉓は、旅の土産に頂いたものです。門弟の皆さんが旅の土産をあれこれお届け下さいます金銭的負担や荷物にならない様にと、猪口か土鈴をと指定しておりました。その内の一つです。土鈴として魔除けにもなり、蓋置にもなるというので、初詣、節分、七五三等、神社関係の取合せに薄茶で使用致します。
㉔は、⑲の一葉、同様ですので、最後の一葉に因み、落葉の季節に薄茶で使用致します。
㉕は、名前の通り柴を束ねて持ち帰り、焚火をしたり垣根にしたり冬季の備えです。
㉖の、千切りは鼓の組紐を外した形です。餅を引っ張って千切った形とも云われています。
その他約束を契るとか色々ありますが、目出度い、楽しい、良事、嬉しい、等と考えればいいのではと言う事にして見ました。炉季、風炉季の濃茶仕様かと思います。
㉗は、捏ねを調べましたが、捏ね上げる、捏ね合す、捏ね返る、捏ね繰り返す、等々上記の
㉖との、2つを見れば何となく答えが出て来ませんか?当方感性としてはボッテリとした感じですので、炉季、濃茶使用で良いのではないでしょうか。



有賀文化教室イベント
 
         茶道教養講座

             日時 7月 17日(日) 午後 1時 ~       
             前半 テーマ   英斎禅師を偲ぶ 
                              担当 Mutuko.F
             後半 類別    蓋置 Ⅰ陶器・施釉



           日時 8月28日(日) 午後 1時 ~
             前半 テーマ 
   (・・?
                              担当 ?
             後半 類別     蓋置 Ⅱ 陶器


       会費 一般  ¥3500 見学初回のみ ¥2000
                     気軽に見学をお待ちしています
           会員 ¥18000 (風炉季6か月分)
                  中途入門 ¥3000 X 4月迄
           入会金 ¥2000 ( 入会時のみ )

                   参加自由

          講座終了後 2時30分~、濃茶、薄茶、をどうぞ ¥1000       

     毎回テーマに合わせた茶道具にて、濃茶席・薄茶席 各一席

                (毎月受講者に交代で点前を担当して頂きます)
                興味のある方はご参加をお待ち申し上げます

   茶事と茶道教養講座は茶道の盛んな名古屋で学んでいます

          場所 笛吹市八代町北2837 有賀文化教室
                   電話番号 055-265-1480

                有賀文化教室 貸し教室 12畳 8畳 (和室)
                           【茶事道具の用意もあります】       
                        【茶道以外にもご利用下さいませ】


連絡場所 有賀文化教室
         電話番号 055‐265‐1480

               興味のある方はご参加をお待ち申し上げます

                 有賀文化教室 貸し教室 12畳 8畳 和室 
                           【茶事道具の用意もあります】
                             【茶道以外にもご利用下さいませ】

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