近藤鈴子茶道教室
メニューへ
近藤鈴子茶道教室

10月茶道教養講座 (R4・10・23 )

  前半 テーマ  六古窯で名残月

                   担当者 受講生 ・ Haruko.M

後半 類別 
                     蓋置 Ⅳ  磁器 金属 他

11月20日、11月講座、12月4日、12月講座
半呆けオババは 又々テンヤワンヤになりそうなので
早々と10月講座をUPして置こうと思いました

次回講座の担当者の打合せを済ませれば
浜松に戻り浜松収納の道具を探し出し
次回の山梨行きの日に運び出します

山梨の一番弟子が道具揃えをした上でこれこれの道具は
山梨収納ではないですよとの連絡が来ます
そういうもの程探しにくく、時にはやっぱり山梨でした
などの事が多いのです

講座が終わって浜松収納を持ち帰り、収納場所に入れ
次の講座の道具探しと、半呆けオババには
大変な事です

10月22日山梨で、もう茶事もすることも無いだろうと
蹲踞を綺麗にしようと思いつき取り掛かりました
たった畳半畳程のスペースをナントかLanと云う植物の
根っこが敷き詰っていて取り除くことは出来ずでした
頑張ったので3日程腰の痛みに悩まされました

何やらオババの愚痴になりました
致しかたなく頑張ります

                              教養講座 毎月10日更新

     ー床ー

閑座聴松風
   紫野 如意庵
     立花大亀



炭斗 煤竹菜籠
      風炉用
 羽  野雁


香合 柘榴
   畦地 粒俵 作

花入
丹波・茶壺見立
 花 秋明菊 ススキ
ウインター・紅・白-秋桜
 浜菊 杜鵑 秋海棠
野紺菊・藤袴・紅水引
     以下-千草



濃茶主茶碗
 
瀬戸 呉器 (赤津焼)
 長谷窯 加藤錦雄 造
  副 
信楽 黄瀬窯
   御本手

     
雲林院敏一 造


濃茶杓 銘 古今
 前大徳 宝林寺
    福本積應

   ー点前座ー
風炉 鉄 鬼面 切合
釜  平丸釜
     高橋敬天 造
風炉先屏風 桑縁四曲鳥の子紙 総貼消息入
 敷瓦 織部焼 花文
水差 膳所 細水差
 糸瓜耳付 陽炎園
    岩崎新定 造
茶入 備前肩衝
相野窯 伊勢崎紳 造
 仕覆-薩摩間道



濃茶建水         丹波 片口
     市野信水 造
  蓋置 伊賀
       色紙重         展山 造


薄茶杓 銘 一灯
  茶道講座
   桑山左近 師
   豊国神社竹 以
皆勤賞として
       申し受け



濃茶主菓子 
 向 山梨市・松陽軒
       里の秋
手前 受講生から差入
       渋皮煮
 銘々皿 一閑丸皿 
コロナの為各々取り入れて頂いております



薄茶主茶碗 
越前
 片身替 妙格洞
 椿窯 五島 哲 造
 替
備前 藤原謹 造
茶器 六歌仙蒔絵
 輪島塗 園叉豊治 作

薄茶建水
 木地曲 漆桶形
    妹塗  (溜塗)
   京都 漆専堂
 蓋置 黄瀬戸
       木の葉透


薄茶 干菓子
  紅葉 ・ 麩焼
  銀杏 ・ 押物
 
干菓子器
 
 欅木地 銘々皿 
  碧南市・小松家製  


替① 
越前焼 紅色目  造
終② 
常滑 渡辺幸峰  造
  ③ 
信楽 高橋楽斎   造  ④ 紅安南 越南製  造            
⑤ 砥部焼  登山窯   造
信楽焼  杉本貞光 造
⑦ 伊賀焼  平碗壽平  造
⑧ 唐津    中里重利  造

⑨ 紅萩       筆洗 造
⑩ 宋胡録   今焼鉄絵 造
⑪ 安南手   黄の瀬窯  造
瀬戸    近藤隆司  造        
  

六古窯は始めた時から今もなお粛々と続けられている窯だとの事、一通り揃えて見ました
その中で色々な焼物が出て居る事、日本の中だけではない焼物を担当者に選んで頂きました。なにやら彩かないのはと紅安南をお仲間に入れました

蓋 置  Ⅳ  磁器 ・ 金属
 4回目の蓋置です。今回は磁器を16点、唐銅その他9点で、100点ですが、後列に、
 畠春斎の鉄を4点加えましたので104点になりました。途中溢した物もある様です。
 残るは竹、木、義山、エトセトラです。6回で終わりたいと思っています


担当者に代わっての点前です (9月分です)               


マタマタ撮影を忘れました
(10月分です)

上記蓋置の2点の白磁は
①宝尽文 平戸焼 
 今村悦山  造
②七宝透文 平戸焼
  横石嘉助  造 
  
  薄茶席道具

  中置の運び点前でした
  ので薄茶席は水差しを
  変えました

  水差 紅葉の絵 京焼
         中村陶彩 造
    
  沢山の御花を
  お持ちくださいましたので  最後の風炉のお稽古に葉
  吊花入れで名残を楽しみ  ました    

玄関でお迎えの花 

思い出しました。畑を一畑花畑にしたからと言って玄関に花を飾り始めたのが、Haruko・M
さんです。5カ所飾られて居た花を全部水切りをして持ち帰り、水切りして只今我が家で7カ所に飾られています。気温が低くなりましたので暫く楽しめます。

             蓋 置 Ⅳ ・ 磁 器  金 属 他

 青 磁 

     ⑯

蓋置 青磁
 七宝透文
蓋置 青磁
 栄螺(七種の内)

     ⑰      
     ⑱

蓋置 飛青磁
   (皆具の内)   

蓋置 青磁
     臼形

     ⑲
     ⑳

蓋置 青磁
  火屋香炉
    (七種の内)

⑯は、夏季に⑮とを山梨教室と浜松教室で、年度毎に使用致します。
⑰は、海関係ですので夏季使用です。
⑱は、茶道指導をするようになって5年頃に皆具として頂戴した物です、その頃は茶道具は
余りありませんでしたので、いつも使用していましたが、近頃は皆具として箱に入った儘ですので、台子、長板の時しか使用致しません。
⑲は、青磁は何となく風炉季に使用致しますので月見の頃に使用致します。
⑳は、七種の蓋置の中でも特別な物ですので、長板、.台子の火屋香炉扱いの稽古でしか、使用致しません。

          青磁 * 染 付         

     ㉑

蓋置 青磁
 草鞋形
蓋置 染付
 鼓形 雪華文
 陽炎園 膳所焼
  岩崎新定 造

     ㉒
     ㉓

蓋置 染付
 雪輪文 平戸焼
  横石嘉助 造
蓋置 染付
 六瓢 平戸焼
  横石嘉助 造

     ㉔
     ㉕

蓋置 染付
 祥文(皆具の内)
  手塚祥堂 造

㉑は、師走に師である僧がお経を上げる為飛び回る程に忙しい季節や、雲水が行脚をする季節等に合せて取り合わせます。
㉒は、上記の説明通りですが滋賀支部の茶会の記念品とやらで茶友から賜りました。
㉓は、雪の季節には寒々しいので茶巾台にしたり盛夏使用です。
㉔は、花見の季節とか慶事に取り合わせます。
㉕は、祥文の文字通り慶事に関する様な絵柄が書かれています。皆具の内の物ですので、それなりに使用致します。

     ㉖

蓋置 染付
 蓮弁文 2代
  川瀬竹春 造
蓋置 染付
 柘榴文

     ㉗
     ㉘

蓋置 染付
 三ッ蝶形
 高野昭阿弥 造
蓋置 染付
 墨台形
 高野昭阿弥 造

     ㉙
     ㉚

蓋置 染付
 卵立 見立

㉖は、箱には青華と書かれています。青華は染付 の中国名です。蓮弁文ですので、盆や彼岸等仏事に取合せています。茶道協会で各流派共の茶会でこの蓋置を使用した方が居りました。正客が亭主に蓋置を尋ねると青華ですと応えました。何度も繰り返しお尋ねしても青華と応え、早くこの問答が終わる様、他人事ながら冷や汗が出た思い出があります。
生徒の間では象の足と 命名されていますので、動物園の取り合わせに?、と言う訳には参りませんね
㉗は木の枝の柘榴の実が目に付く季節に使用致します。
㉘は、蝶は可愛らしいのですが、使い勝手が芳しくなく余り使用致しません。
㉙は、墨台形です。七夕とか筆文字を使用する様な時に使用致します。これも吹き抜けではありませんので、茶巾台の役割が出来ますね。
㉚は、エッグスタンドです。教室を始めて10 年程は、毎年知人の庭園を拝借して浴衣浚いを野点で催しました。庭園の二箇所に席を作り、 お客様をお招きしておりました。当時は道具も沢山は持ち合わせておりませんでしたので、門弟と窯元に出向き、水差、茶碗、建水、蓋置菓子器、等々、各々が担当したり、手捏ねして茶会道具を作りました。七宝焼を趣味にしていた生徒が棗を造り、男性門弟達が竹で短冊掛け、花入、結界、茶杓を削りと、一席は普通に茶道具で、もう一席は手造り席、又別の年は家庭雑貨席と毎年工夫を 凝らして、お楽しみ頂きました。その中の一つです。一見蓋置き風の形をしていますが使用してみると底がついているので釜の蓋を載せると蓋がピタッと吸着するという不都合が生ずるこ とに気付いたり致しました。


 ー 義 山 ・ 唐 銅 -  

     

㋋分の義山ですみません
説明文を覚えていて下さい              
蓋置 唐銅 
  向蝶三つ蝶
  福島宗秀 造

    ㉓     
     ㉔

蓋置 唐銅 黒漆  銀線 糸巻
 井波慶州 造 
蓋置 唐銅
 利休百首-1

     ㉕
     ㉖

蓋置 唐銅
 笹蟹
  福島宗秀 造

㉑、㉒食器戸棚の中から、御つまみ入れと猪口、箸置きを貼り合わせ、冷水点ての茶巾台に使用しています。
㉓は、菜の花、桜の花と花々が咲き乱れる頃、花の中を群れ飛ぶ蝶をイメージして取合せています。蝶は追善等にも取合せますが、この蝶は少々華やかすぎますね。
㉔は、茶会、茶事が大好きと必ずお出で下さった年配の茶人から申し受けた物です。茶道具に詳しい茶人ですので、時折のお土産は楽しい物でした。今はコロナで茶会は出来ずで
暫くお目に掛かることはありません。どうなさって居られる事でしょう。
㉕は、利休百首の一番が書き込まれています。季節に拘わり無く使用出来ますが、利休忌の月に使用しています。
㉖は、夏の取合せに度々登場です。砂張なので、木地曲げに添えて小間で使用したりも致します。

       ー 唐 銅 ・ 鉄 ー       

     ㉗

蓋置 唐銅
衝羽
  福島宗秀 造
蓋置 唐銅 箪瓢
  藤井宗喜 造

     ㉘
     ㉙

蓋置 唐銅
  菊流水文 
蓋置 唐銅 筋目
  金谷浄雲 造

     ㉚
     ㉛

蓋置 燻銀 
    桜文透彫

㉗は、文字通り正月や、初釜、1月稽古等で使用しています。
㉘は、箪瓢、瓢箪を逆さまにしたものです。目出度い時に取合せる道具の一つです。
㉙は、菊流水はいつでも使用可能な文様ですが、重陽等、菊に因む取合せには相応しいかと思います。 
㉚は、
時季に関わりなく使用出来ますが、いずれにしても 広間道具です。㉗以外は濃茶にも使用出来ます
は、桜の季節に取合せます。 

     ㉜

蓋置 鉄 三つ葉
 畠 春斎 造
蓋置 鉄 五徳
  畠 春斎 造

     ㉝
     ㉞

蓋置 鉄 夜学
  畠 春斎 造
蓋置 鉄 篝火
  畠春斎 造

     ㉟     

㉜は、侘びた風情から名残の季節の取合せにも、
㉝は、炉中に五徳を使用しない、吊釜、透木釜使用の時に取合せます
は、夜長の季節に使用しています。㉜-㉞は、鉄製ですのでどちらかと云うと小間道具
です。
㉟は、花見や端午の節句に取合せています




有賀文化教室イベント
 
         茶道教養講座

             日時1 1月 20日 (日) 午後 1時 ~

             前半 テーマ   孫の七五三
                              担当 Yosiko・W


            後半 類別  蓋置  Ⅴ 竹 金属 他


             日時 12月 4日(日) 午後 1時 ~

              前半 テーマ   孫の七五三
                              担当  Tunemi・K

              後半 類別    蓋置  Ⅴ  竹  義山 他









       会費 一般  ¥3500 見学初回のみ ¥2000
                     気軽に見学をお待ちしています
           会員 ¥18000 (風炉季6か月分)
                  中途入門 ¥3000 X 4月迄
           入会金 ¥2000 ( 入会時のみ )

                   参加自由

          講座終了後 2時30分~、濃茶、薄茶、をどうぞ ¥1000       

     毎回テーマに合わせた茶道具にて、濃茶席・薄茶席 各一席

                (毎月受講者に交代で点前を担当して頂きます)
                興味のある方はご参加をお待ち申し上げます

   茶事と茶道教養講座は茶道の盛んな名古屋で学んでいます

          場所 笛吹市八代町北2837 有賀文化教室
                   電話番号 055-265-1480

                有賀文化教室 貸し教室 12畳 8畳 (和室)
                           【茶事道具の用意もあります】       
                        【茶道以外にもご利用下さいませ】

興味のある方はご参加をお待ち申し上げます

ページの先頭へ