江戸千家・近藤鈴子茶道教室
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江戸千家・近藤鈴子茶道教室

山梨教室・有賀文化教室40周年記念茶会
花まつりに寄せて(H24.4.8)

                        於 山梨県立文学館 素心菴

4月20日更新で一部分掲載させて頂きましたが
今回は総体をお届けさせて頂きます

素心菴での開催が今回で4回目です
過去3回は茶道のお稽古をしていたOBの写真店主に撮影をお願いしましたが
当日今迄何回かお出で頂きました多くの知人が
地域のイベント等と重なり欠席となりましたが、同様に写真店主も
本業関係の仕事が入り不都合となりました

急遽受講生の知人に撮影を依頼致しました
茶道の心得のない方でしたので、さぞや大変だったろうと想像出来ます
200カット以上の中から選び出しましたが、中々希望のものがなく
何とか纏め上げました
玄関前の生花等から受付体験コーナー等が全くありませんでしたので
腰掛待合からのスタートです

濃茶席等は撮影困難であったと思いますが
茶碗等がありませんでしたので、箱書きのみとなりました

 小間 濃茶席 席主 茶道コンサルタント 桑山左近先生 表千家 名古屋市在住


  濃茶席腰掛待合 
濃茶席寄付待合
 
 
お釈迦様
濃茶席 会記
 


濃茶席寄付箱書展示
香合 染付 隅田川
茶入 織部 銘 牧童
      梅翁不白箱
仕覆 赤地菊桐金襴
茶杓 桑山左近作
  清水道竿筒
    駒井有無庵箱
江戸千家孤峰誌
西山松之助先生掲載



主茶碗箱
古伊羅保 銘 浦島
   三代 不白箱 
主茶碗外箱
 堀内兼中斎
    宗心宗匠書付


  ―小間全景―
 

 
本席掛物
  冷泉為家筆
  古今和歌集一首切
 亭子院の歌合に
    春の果ての歌
  今日のみと 春を思わぬ
  時だにも たつことやすき
        花のかげかわ


 
曾呂利盆 皮製

花入 砂張 曾呂利
花 丹頂草



釜 古芦屋 平蜘蛛
   藤田彦三郎旧蔵
炉縁 桜 桜御所の
         桜木以
   佐野弥高亭旧蔵


釜 箱書
水差 美濃伊賀
      小堀宗慶箱
茶入 浅川伯教手造
      銘 滝の音

菓子 花衣
  名古屋 芳光 製
器 利休形 朱高杯
     駒沢春斎 作
 ―濃茶席相客―

 広間 薄茶席 教室茶道教養講座受講生 担当 渡辺よし子・長田映子


薄茶席掛物
 賀茂真淵筆 散書
 青ざれば 簾花咲く
  県見に
   思いがけにや
     君来まさむと


香合 雉
  松山窯 
    佐久間芳丘 作

花 花富貴 
     御衣黄桜
花入 周素觚
        祥栄 造
釜  撫四方筋釜
     畠 春斎 造
炉縁 輪島 柳蒔絵
 


風炉先屏風 守鈴絵
遊画人 野林六庵画
棚 不白好写 長板
 輪島 茶平一斎 作
皆具 四君子文
飾火箸 宝珠頭
     般若勘渓 造
莨盆 一閑手付
      櫛形透四方
火入 赤絵龍文
     井上春峯 造




刻入 青漆独楽文
灰吹 青竹
煙管 即中斎好写
     木村清斎 造

菓子 ひとひら
浜松市 近江屋 製
 器 輪島塗 木瓜透
   花筏蒔絵 重台




 ―広間席相客―


薄茶主茶碗
賤機焼秀山造
棗 輪島 平
   柳桜蒔絵
茶杓 銘馥郁
堀内兼中斎
   宗心宗匠
 替 藤の絵
   清閑寺窯
杉田祥平 造
 替 四方形
  志戸呂焼
鈴木青宵 造

 替 四神
      朱雀
山本一如 造
 替 四葉
    詰草図
脇田雄峰 造
 ―広間席相客―
 

―棗茶杓茶碗拝見―

 立礼席 浜松受講生 担当 戸田弘代

 
寄付床 上杉謙信図
  武田信玄双幅の内
      丹羽玉邦画

 (丁度信玄公祭りでし たので、浜松勢は
 謙信にて臨みました)
短冊 花知鳥待花
 筆 紫野 寛州老師
         →






花 貝母 黄花碇草
 更紗空木 春おこし
       花しのぶ 
香合 蛤 木賊蒔絵


 (野点傘の下、五行
  五色に纏めた花が
 全部真っ赤々に見え
 ました写真を見て
 デジカメの威力を改
 めて知りました)


棗 輪島 雪月花蒔絵
     細谷榮斎 作
茶杓 銘 花筏
紫野 剛山 老師

(当方の古希の祝に因み七に関わる道具を取り入れました)
 
 ―立礼席全景―


         →
替 赤膚焼 花籠図
     尾西楽斎 造
替 七福神の絵
    小野山佳水 造
   立礼席相客

干菓子 春霞 早蕨
 器 春慶塗 縁高盆


主茶碗 朝日焼
        明治期



替 黄交趾帯七宝文
     赤沢露石 造
替 古曽部焼 暦手
     寒川義崇 造

― 立礼席お客様とお点前―

 体験コーナー 講座受講生 担当 伊藤恵理・河西真理子


準備万端整いました
「こうして点てますよ」

「教わった通りに
    やってるよー」
「やっと一段落フーッ」



四に因み
赤 四方形
  吉村楽入 造
黒 鈴の絵
      四方形
  岡田宗白 造
花に寄せて
岸辺の春
      橋本紫雲 造
春野   沖野和光 造
都の桜 井川和夫 造

 
一本桜 京焼
若葉 川崎和楽 造
山吹 橋本美峰 造
七に因み
上野焼 明治期
高取 鬼丸碧山 造
膳所 鈴の絵
  陽炎園 
     岩崎新定 造

 
検校写 常楽 造
七賢人 九谷焼
子供達に
花咲爺 寺尾陶象 造
桃太郎 野田東山 造
金太郎    陶舟 造
かぐや姫
  錦光山宗一郎 造 
菓子器 輪島塗
  雷文沈金 六角重
 主菓子干菓子共 →   
牛若丸 小倉寅介 造
兎と亀 萩 清雅窯 造
鯉幟 北川弥三郎 造
 

 点心席 教室受講生・卒業生他

強肴 風花長芋 
     花人参 蓬麩
進肴 水菜 油揚 霰
焼物 鰆柚庵焼
八寸 貝柱黄金焼
         菜の花


―点心席のお客様―

向付 シラスと繊大根
       香菜和合
御飯 アサリ炊き込み
味噌汁 身延湯葉
      田芹 芥子
    半月盆にて
香の物 沢庵 
        奈良漬
← 縁高にて
冷酒 開運
 
―点心運び大活躍―

お腹が空いて縁高は
待てません。先に
御飯を頂きまーす

 展示コーナー 竹師・田中昌斎先生 釜師・高木治良兵衛先生

 
展示コーナーも
         大盛況
竹製品
 捶撥 花入
 茶杓材 その他諸々

     丸釜
   中爪炉五徳 


手前から2本ずつ
宗偏好煙管
如心斎好筋煙管
惺斎好鱗彫

象嵌入大角豆相生鐶
     柳桜

象嵌入大角豆相生鐶
    四君子
南鐐砂金袋建水
左唐銅彫入蓋置六瓢
右唐銅彫入蓋置桐

唐銅彫入蓋置宝づくし

左 南鐐瓢軸掛
手前から
南鐐クロモジ形菓子切
南鐐瓢形菓子切
南鐐翔鶴形菓子切
南鐐鱗形菓子切

思い起こせば10年前、30周年の時はフィルムのカメラでの写真取りでした
プリントした写真をスキャナーで取り込み、初めて自分の手でHPを作成しました
それまでは浜松の自宅教室にお稽古に来て下さっていた方に
時折原稿を預けては更新して頂いておりました

30周年記念行事を手がけて、デジカメを求め四季の茶事ページを作り
毎月の稽古道具のページを手がけと、HPも10周年ということです

30周年記念のページを作成した10年前のページに比べたら
随分と欲張ったページとなりました

これもカメラマンさんが頑張って下さったお陰と改めて感謝申し上げます
一箇所での撮影ではなく各席、各場所と大変な作業だったことと
心からご苦心を讃えたいものと思います
有難う御座いました。又の機会も何卒宜しくお願い致します




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