近藤鈴子茶道教室
稽古道具類別 ⑧-3
茶 入 Ⅲ
稽古道具類別随時20日更新
①
茶入 高取文琳 高取寿山 造 |
仕覆 ラオス幾何紋錦
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②
茶入 文琳 |
仕覆 笹蔓緞子
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①は、唐物写しです。②の方は唐物点前を教える時致し方なく求めました。その後①を求め ②を浜松教室に持って来ましたが、浜松教室では使用することはありません。 |
③
茶入 膳所焼 耳付 陽炎園 新定岩崎 |
仕覆 遠州市松 宝尽金襴 |
④
茶入 今高麗 花三島 張 元錫 造 |
仕覆 相良間道
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③は、茶友が故郷に戻る折茶杓と共に頂きました。余り使用したことはありません。 ④は、皆具を求めた折、頂きました。共蓋でしたので、牙蓋と仕覆を求めましたが、余り 出番無しです |
⑤
茶入 義山 ガレ風 江見淳一 造 |
仕覆 幾何紋経絣
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⑥ 茶入 義山 撫肩 寺田光春 造 |
仕覆 段唐花紋紗
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⑤は、硝子です。技法はガレ風です。 ⑥は、志戸呂の作家からの紹介の硝子作家さんに色々お造り頂きました。蛍狩りのテーマで夏の茶事を催す折にお造り頂きましたが、翌年のテーマ七夕では天の川とお星様として道具組しました。この2点の茶入れは夏の茶事では、大活躍です。 |
⑦
茶入 森山焼 小壺 松井晴山 夫人 手遊 |
仕覆 伊予簾緞子
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⑧
茶入 小壺 平 韓国 李朝 |
仕覆 檜垣紋緞子
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⑦は、20余年前森山焼の窯元にお伺いした折、沢山の作品を拝見させて頂いた折、 マァ可愛いと云って手にすると、奥様が私が作ったの上げるわよと言って下さいましたので 遠慮なく頂いて来ました。茶箱の茶入れの仕覆が丁度合いましたので、早速茶箱の濃茶様に しました。 ⑧は、骨董店にフラット入ったら目に付きました。李朝と云われましたが財布と相談の上求めました。茶箱用の濃茶入れとして使用しましたが、近頃は次回茶箱をしますかと尋ねると結構ですと断られます。茶箱って何ですかと云う人もいます。 |
①
茶入 阿古陀 溜塗 六弧 如心斎好 山中塗 |
仕覆 如心珠金襴 |
②
茶入 阿古陀 溜塗 五弧 山中塗 |
仕覆 珠光緞子
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⑨は、表千家7代如心斎好の茶入です。 ⑩は、何だか判らず、茶道具店で薄茶でも仕覆を使用すれば濃茶でも使用出来る茶入れと云われて求めました。浜松教室を開き両教室で使用出来る様にと⑨を求めました。名古屋で勉強する様になり、色々学ばせて頂きました。ある時山梨教室で阿古陀茶入れを手に取って 気付いたことがありました。⑩は偽物の阿古陀茶入れに気付きました。表千家の好み物でしたので淡交社の茶道大辞典には載っていませんでした。如心斎好は桜の木で六弧、溜塗 蓋は梅が決まりごとの様です。⑩は五弧、蓋が桑の偽物を求めた次第です。それでも珠光緞子の仕覆はお気に入りです。 |
⑪
茶入 老松 溜塗 原叟宗左好好写 |
仕覆 唐花双鳥 長斑金
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⑫
茶入 老松 溜塗 原叟宗左好写 |
仕覆 宝尽紋間道
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⑪、⑫は、上記同様、薄器に、仕覆に入れれば濃茶入れにもなります。表千家6代原叟宗佐が、妙喜庵の袖擂松の枝で30個を好作ったと云われています。両教室に生徒がいた頃は山梨教室は何人かの生徒に任せていましたので両方に道具を整えていました。言い訳ばかり聞かされる様になりましてので一番弟子だけ残して自分でやることに致しました。 |
包み帛紗と逸外花押 |
⑬ ⑭ 輪島塗黒棗 大 中 |
大津袋と⑭の内側 |
⑭
輪島塗 曽又真山作
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⑬、⑭は、棗でも黒無地であれば仕覆に入れて濃茶器になります。仕覆でなくとも包帛紗、大津袋等使用出来ます。大津袋は利休の妻宗恩が、大津から京へ送る米袋からヒントを得て仕立てたと伝えられています |
⑮
茶合形 |
仕覆 菱垣紋錦
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⑯
面取 平棗 黒棗 小
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仕覆 孔雀丸文錦
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⑮は、茶合形、面取り平棗、どちらも茶箱用の棗です。茶箱の棗は薄茶も濃茶も仕覆に入れますが、やはり濃茶は黒の方が良いでしょう。 |
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